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「父親」を名乗るなら育児本の1冊ぐらいは読んでくださいね、という話

タイトルの通りです。

 

どうも父親という役割は軽視されてるように思えてならないです。たまーに子供の遊び相手をして、はいおしまい、って思ってませんか。違いますからね。人間を1人、ゼロから育てるんですからね。しっかり日本語もしゃべれて意思疎通できる部下を育てるとか、そういうレベルの話じゃないですからね。

 

こっちが育児本読んでるのを見て「何か面白いこと書いてあった?」って大して興味もなさそうに聞いてきますけど、自分で読めよ!って思いますよね。大学で授業の単位取るために勉強しますよね。仕事成功させるために関係する資料かき集めますよね。なんで、子育てするために育児本読まないんですかね?天才なの?

 

父親ってそんなに簡単なの?じゃあ母親が兼務しちゃってもいいかな?それで、役目果たさない父親は邪魔なので、父親じゃなくて「親戚のおじさん」になってもらおうか?

 

あなたが今、色々と言葉を覚えさせようとしてるその子は、もともと「音に意味がある」ことすら知らなかった赤ちゃんだったんですよ。それを「音に意味がある」ことを教えたのは私であり、私のママ友であり、じじばばであり、あなたです。そういうプロセスを1歩1歩踏んできて、今ようやく言葉の意味を覚え始めていることを、そしてこれからも1つ1つ、小さなステップを重ねて物事を知っていかないといけないことを、しっかり分かってますか?

 

「ご飯を食べ終わったから先に席を立つ」という行為を、子供の前でしたら、子供がどういう認識をするかわかりますか?「ご飯食べ終わったら、先に席を外してもいいんだ」と認識するんですよ。あなたの言動を、そのまま子供は吸収します。そして、社会に出てたくさん恥をかくことになります。自分の言動が、子供に与える影響の大きさ、しっかり把握してますか?

 

こういうことって専門家でもない限り、本を読んだり、誰かの話をじっくり聞いたり、自分で熟考しない限り、わかりませんよ。こういう学習のプロセスがあること、親の言動が大きな影響を与えること、しっかり自覚せずに、父親しないでくださいよ。

 

 

あと、もう一個言いたいこと。

 

会社で部下育ててますよね?なぜ子供は育てないんですか?

 

部下に資料作り、任せますよね。どうするか分からないって言ったら、初めは手取り足取り説明して教えますよね。それから作るの、待ちますよね。ハラハラしながら。間に合うかな、ちゃんと重要なところ、おさえた資料作れてるかな。打ち合わせに間に合うかな。それで出来てきた資料見て、違ってたら、何が違ってたか説明して、やり直させますよね。さらに待ちますよね。そしてようやく出来たら褒めますよね。

 

子育ても一緒じゃないんですか?

 

子供にご飯食べさせますよね。フォークの握り方わからなかったら、握らせてみて、自分の握り方、食べ方を見せてみて、やり方を教えますよね。それで子供が初めは上手く食べられないのを、保育園に間に合うかなって頭の片隅で思いながらハラハラ(イライラ)しながら見守って、変な持ち方が癖になりそうだったらちゃんと持ち方直してあげて、手で食べだしたらちゃんとフォークを持つことを促して、上手に溢さずに口に運べたら手放しで褒める。

 

やってること一緒ですよね。やり方を教える30%、ひたすら待つ60%、褒める10%、これで全てですよね。なんで出来ないのかな?部下もちゃんと育てられてないからかな?それならしょうがないね。頑張って子育てすれば、部下もちゃんと育てられるようになるよ。頑張って。

 

 

言っときますけど、「父親」から「親戚のおじさん」に降格させるのなんか、簡単なんですからね。

 

子供に「父親」と認識してもらえるのは、お母さんが「父親」という存在を教えてるからです。父親が「お仕事しっかり頑張って、家では優しい頼りになる存在」になるか、「周りを全く見ない、自分勝手で頼りにならない自由人」になるかは、父親業をどんだけ頑張るか、あとは母親をどれだけ大事にして労わるかですよ。