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自分の道を一つに絞れないとき、どうするか

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興味があることが多すぎる。今までの経験を何一つ無駄にしたくない。

だからこそ、自分の道を一つに絞り込むのが辛い。

 

会社を退職して、フリーランスで仕事をしていくと決めた時に、まず悩んだのが、自分自身のマーケティングでした。強みは何か、弱みは何か。内外の環境はどんな状況か。

 

いくつかの小さな強みがあるにはあるが、それぞれ同士があんまり関係なくて、一つのものとして売り込むことができない。じゃあ、どれを強化して、どれは捨て置くのが良いのか。フリーランスになった直後の心もとない状況では、何かを捨てるのはすごく勿体無い気がして、余計にニッチ戦略は苦渋の決断となります。

 

上記の記事は、そんな悩みに対してヒントをくれます。

それぞれの強みを捨て置かず、逆に小さな試みを五月雨式にマーケットに投げかけてみる。

 

他力本願かもしれませんが、自分で絞りきれない時には、大きな手助けになる気がします。

 

<以下、全訳> もし翻訳でおかしい部分がありましたらご指摘ください

キャリアアップを図るためには、絞り込みが必要だというアドバイスをどこかで聞いたことがあるだろう。ただのコンサルタントよりも「NPOコンサルタント」の方が、オールラウンドの造園家より「オーガニックガーデニング専門家」の方が、容易く仕事を紹介してもらえるだろう。その通り、ニッチ戦略は効果的なのである。

 

しかし、(私を含む)多くのプロフェッショナルにとって、自分の道をたった一つに絞り込むことは苦渋の決断である。ルネサンス時代の人々が多様性を享受したのに鑑みても、自分自身を限定してしまうことは、あまりにも恣意的で、逆効果のようにすら思えてしまう。

実は幸運なことに、もう一つ、有効な戦略があるのである。小さな賭けをいくつもマーケットに投げかけて、そのマーケットの反応に導いてもらうのだ。

 

随分前、私はフリーランスのマーケティングコンサルタントとして働いていた。その頃の私は、積年の夢の一つとして、また新しい仕事を得るための手段として、本の出版を構想していた。ただ一つ問題だったのは、何を書くかだった。

それまでの業務経験では、マーケティング戦略からソーシャルメディア開発、キャッチコピーの考案まで、顧客の要望に応じて、ゼネラリストとして働いていた。大統領選挙のスポークスマンとしての活動から、ドキュメンタリー映画の作製、ジャーナリストとしての活躍から、自転車推進NPO団体の運営まで、幅広い業務を経験してきた。これまでの経験の中で、どの側面について書くべきなのか、そして、何が他の人の関心を引くのか、全く検討もつかなかった。

本のテーマが固まりだしたのは、2010年、出版に向けた戦略としてブログを始めたことがきっかけだった。そのブログで私が書いた二つ目の記事は、パーソナルブランドの再構築をテーマとしていた。それは、私自身のキャリアにおける多くの転換点を振り返る中で、関心を持っていたテーマだった。

ただその時は、特にそれを、世界に対する確固たる主張として書いた訳ではなかった。私が書いたそして今後も書くであろう幾つもの記事のうちの一つとして、書いただけだった。

しかし、いくつもの要因が重なって、この記事がヒットしたのである。数えきれない程のコメントをいただき、更に雑誌の編集長達は、その記事の拡張版を書くように言ってきた。一週間経たないうちに、三人の著作権代理人がリプレゼンテーションについての話を持ってきた。二年後、拙著『Reinventing You』が出版され、その後、私は世界中を回って、パーソナルブランディングそしてプロフェッショナル・リインヴェンションについて講演してまわるまでになったのである。


ここで言いたいのは、時には多くのアイデアを実験台にして、どれが求められているのかを試さなければならない、ということである。貴方が情熱を傾けているトピックから始めて、それぞれに対して小さな賭けをするのだ。

この時点では、焦点をピンポイントでつくる必要はない。オーガニックガーデニングサイトに寄稿してもいいし、LinkedInに、ビジネスヒントの一覧を掲載してもいいだろう。あるいはイノベーションの専門家を中心としたMeetupを組織してもいいかもしれない。色々と試して、何が歓迎されるのかを見てみればいい。どの記事が一番多くコメントをもらうか、リツイートされるか、あるいはメールでの問い合わせが多いか?どれが、人の想像力をかき立てるのか?


自分自身のニッチは、科学的なプロセスでは見つけにくい。何がしっくり来るのかを、あらかじめ把握することは出来ないのである。

私にしても、もし何もせずに正解を待ち続けていれば、未だに何も成し遂げていないだろう。そうはせずに様々なことを試したおかげで、私は、他人が何に関心を持っているのかを知ることができた。

この小さなリスクテイクは、ベンチャーキャピタルポートフォリオを構成するのと全く同じことだ。たとえ99が実を結ばなかったとしても、最後の1つが大きな成功へと繋がるなら、それで良いのだ。