哲学

図解 名言で学ぶ! 哲学入門

図解 名言で学ぶ! 哲学入門

始めの方は簡単だったけど後半から難解な言葉が頻出。
きっと5年後に読み返せばわかるに違いない。


当時(18世紀)の合理論哲学は、妙な袋小路に入っていた。というのも、「宇宙に果てがあるかないか」という問いに対して、推理の仕方によっては、「果てがある」とも「果てがない」とも、二つの確からしい結論が生じてしまったのである。


【論証その一】もし、宇宙に果てがなく無限だった、としよう。だが目の前には始まりと終わりがある。それなのに、その全体には始まりも終わりもない。これは矛盾だ。だから、宇宙には果てがある。
【論証その二】もし、宇宙に果てがあって有限だった、としよう。すると、その果ての先にも何かがあるはずだ。これは矛盾だ。だから、宇宙には果てがない。


以上のような二律背反が生じてしまうのだ。

人間は快楽(幸福)を求める。だが、私たちをなんらかの行為に駆り立てるのは不安である。不安とは何かが不足している時に感じる苦痛である。ロックは、人が欲望をもつのは、この苦痛を解消しようとするからだ、と言う。だから、意志は欲望によって決定される、といえよう。しかし、意志が決定されて行動に移るその瞬間、私たちは欲望を一時停止することができる。それがよいか悪いかを考えるチャンスをもつ。ロックは、その価値判断の瞬間に人間の自由があるのだ、とした。