修論関係で

水上学校の昭和史―船で暮らす子どもたち

水上学校の昭和史―船で暮らす子どもたち

隅田川では戦後すぐまで、船の上で生活する人がたくさんいたらしい
ということをこないだ知ってびっくり。


孫引きになりますが、印象に残ったところを。

 今日は新橋から来ました。帰りはどこにうち(船)があるか、まだわかりません。帰りに新橋に船が居なかったら、芝口二丁目の合同運送店の船指松木さんに船の行き場所を聞いてうちをさがしに行きます。心配でたまりません。
遠足の日の帰り、井野堀の三方社に船が来ているというのでそこへ行きましたが、うちは見つかりません。新橋にいるかもしれないと思ったので行ってみました。もう夜中の十二時を過ぎていましたが、そこにもうちがありません。とうとう仕方がないので野宿しました。眠っている間に夜が明けました。朝になると寒いのとお腹がすいているのとでたまりませんでした。船が来たのはお昼すぎでした


出航中の船は出先の都合で予定通り帰れないのです。当時は出航中の船と電話で連絡をとるようなことはできません。子どもはひたすら親の帰りを待ち、親は出先で今ごろ子どもはどうしているか心配しているのです。

自分の生活ではとても想像できないなぁ。


東京小説 (角川文庫)

東京小説 (角川文庫)

東京っていうと、無感情とか無秩序とかいうイメージがあるのか知れんけど
だいぶと偏見に満ちた小説ばっかりだなぁと思いました。


でも自分が知らんだけなのかな。