テクノスケープ

テクノスケープ―同化と異化の景観論 (景観学研究叢書)

テクノスケープ―同化と異化の景観論 (景観学研究叢書)

テクノスケープを論じることは、何か新しい景観の可能性を示唆することに通ずる。新しい景観の可能性を示唆することにどれだけ可能性があるのだろうか。(中略)現実に私たちの生きる世界に存在している景観、これを楽しむ方法を伝え合うことができたらどれだけ世界が楽しくそして豊かになるだろうか。もちろん、個人の趣味が増えるというメリットもあるが、それ以上に「楽しみ方を知ることによって、楽しむ機会が増える」という単純な因果関係があるのである。誤解を恐れずに言うなら、これこそが景観工学の最も本質的な存在意義であったはずだと個人的には考えるのである。