次回読書会

生きられた家―経験と象徴 (岩波現代文庫―学術)

生きられた家―経験と象徴 (岩波現代文庫―学術)

読みにくそうー。


TOKYO STYLE (ちくま文庫)

TOKYO STYLE (ちくま文庫)

ついでに買った。
写真ばっかりの本。2003年。

東京はどうやら、世界一住みにくい都会らしい。(中略)家に帰ると和服の奥さんが玄関に座っていて、茶室では釜がしゅんしゅんいい音を立ててと、もはや昔の日本映画か外国人の日本好きの頭の中にしかありえないシーンと同じくらい、僕らの日常生活とはかけ離れた世界にすぎない。僕らの生活はもっと普通だ。木造アパートや小さなマンションにごちゃごちゃとモノを詰め込んで、絨毯の上にコタツを置いたりタタミに洋風家具を合わせたりしながら、けっこう快適に暮らしている。(中略)金持ちになるほど他人から離れたところに広々とした家を建て、すっきり暮らすという欧米の考え方からすれば、どうしようもなくコミカルに見えてしまうであろうこんな生活スタイルが、実のところ僕たちにとっては意外に心地よかったりする。

コタツの上にみかんとリモコンがあって、座布団の横には本が積んであって、ティッシュを丸めて放り投げて届く距離に屑カゴがあって…そんな「コックピット」感覚の居心地良さを、僕らは愛している。世界はこれからますます不景気になり、多くの人々が経済的な余裕を失っていくだろう。狭い空間で気持ち良く暮らす術は、意外に未来的だったりするのかもしれない。