トポフィリア2章

知覚の一般的特徴。


私たちは、世界の大部分を視覚によって認識しています。
線遠近法や視差といったような高度な能力を駆使して三次元を認識しています。
こういった能力というのは、幼児のころからの経験で自然と身に付くものだそうです。


しかし、視覚によって三次元を認識するということは、
私たちが思うよりも意外と高度なことなのだそうです。


だから、

先天的な白内障の結果、生まれつき目が見えず、後に手術によって眼が見えるようになった人々は、ほとんど物体を認識することができないし、まして物体を三次元的に見ることなど全く出来ない

のだそうです。


また、視覚と同時に重要な感覚として聴覚があります。
聴覚よりも視覚の方が、より正確で詳細な情報を得ることができますが、
私たちが心を動かされるのは、視覚よりも聴覚の方が多いそうです。


確かにそう考えれば、音楽からして人の神経に訴えかけるものですね。


眼はつむることができるけれども、耳は塞ぐことができず
だから余計に、音に対して感じやすく出来ているんだそうです。
なるほどー。